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by ara11183
| 2013-11-08 02:09
内外装ともに進んでいくと、同時にコンセプトに従いインテリアのアイテムを選定していきます。今回悩んだ事は太陽光という先進の技術と、住まいとしての愛着や暖かみを相反しがちなものをどう融合させるか、ということでした。一般的にはナチュラルテイストな家には洋瓦、漆喰、木枠窓や木製ドアといった組み合わせでいけば大きくはずれませんが現代的アイテムの代表選手である太陽光パネルはあまり似合いません。だからといって利便性や経済性を最優先にした人工的な素材で固めてしまう住まいにも愛着は湧きそうにありません。今回のテーマは文明の利器である太陽光発電を取り入れ、一般的家族が安心して楽しく過ごせて、将来ご夫婦二人になっても1階だけで生活が完結することが前提でした。その上で内外装と素材を高い次元でバランスをとるのがテーマでした。とにかく百聞は一見に如かずですのでご覧いただくようお願いいたします^^
写真はアウトドアリビングに置く予定のイギリス製室内用薪ストーブです。
写真はアウトドアリビングに置く予定のイギリス製室内用薪ストーブです。
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by ara11183
| 2013-11-05 23:12
内部もどんどん進んでいます。一見するとそうは見えないんですが、写真はクロスを貼る前の「パテ打ち」という作業でこの後は一気に貼って行く工程に入るのであと2〜3日で貼り終え床の養生材を撤去して清掃すれば、瞬く間に雰囲気がガラッと変わり「おぉっ〜」と声が出るくらいに進みます。この「パテ打ち」という作業をご説明しますと、下地となるプラスターボード(石膏ボードとも言う)のジョイント部分を平滑にするためヘラをつかいどんどん埋めて行くんですが、一回目では乾燥するとパテは痩せるのでもう一回同じように行います。ボードより少しだけ出るように意識して打ち、その後にサンドペーパーでパテしごきをしてボード面を平坦にします。この時は粉がけっこう落ちますので現場は粉塵が舞います。ボードを張る大工さんが気をつけるのはボードを留める釘やビスの頭が気持ち引っ込むように心掛けます。もしも出ていたなら内装仕上職方がドライバーを使いしっかり埋めます。一説には上手な大工さんの現場ほどパテ材は少なく済むそうです。
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by ara11183
| 2013-11-03 00:01